4月に進級・入園をしてから今に至るまで、園に通う規則正しいリズムに慣れ、先生や友だちと一緒にすごし、集団生活での楽しみや小さなトラブル、“お母さんがいいの”と毎日いろいろな気持ちを感じてきた一学期ももうすぐ終わり。一人ひとりがどうなったのか、しっかり見つめていきます。
全学年とも、年令別の目標を持ち、夏ならではのプールでの水遊びをたっぷりと楽しみ、日本の伝統文化行事の七夕祭りでは、各クラス一本ずつ笹飾りを子どもたちとつくり、短冊に願いごとを託したり、由来や伝説を知り、絵本の世界も広げていきます。年長は宿泊保育を実施し、夜のキャンプファイヤーでは下の学年や未就園の親子や、地域の方々にも参加していただき、声を出して体を動かし、盆踊り、キャンプソング、点火セレモニー、花火と歓声を上げながら、夏の夜のひとときを充分に満喫していきます。
満3才では、先生や友だちと一緒に園の生活を楽しみ、着脱や片付けを自分から行えるように繰り返し伝え、知らせながら生活習慣を位置づけていきます。水遊びも、手足で水に触れられるよう声をかけ援助していきます。
年少では、園生活のリズムもわかって安定し、先生と一緒にやってみる状態から変化し、“自分でやるの”という姿が増え、友だちとも「ごっこ」の世界で遊んだり、遊具に興味をもったりと、行動範囲も広がり関わりもできてくると、言葉の数もぐ〜んと増えてきます。また、食事時の当番も楽しみに思えるようになります。プールでは、着脱と整理の仕方をしっかりと知らせていきます。
年中組では、周りのことにも気付き、自分のことは自分でやっていけるようになり、一人よりも友だちと一緒に楽しみ、関わりややりとりも広がってきます。人の話を聞き、自分の思っていることを相手に伝えたりしながら行動できるよう進めていきます。
年長組では、年長としての自覚や意識、クラス集団としての一人ひとりの個の力は大型こいのぼり製作から「ひまわりフェスティバル」へと続く一連の活動の中で高まり、大きな力を獲得しました。この力はさらに生活づくり、宿泊保育の中のいろいろな場面で個の力、仲間との協力や園の主人公としてのそれぞれの役割を果たし、人との関わりの素晴らしさを知りながら広がっていきます。また、自分たちで育てた野菜の収穫を喜び、調理活動を楽しんで味わっていきます。宿泊保育に向けてカマドの設定から米とぎ、まきでのご飯炊きなど生活体験を広げていきます。目標に向かって仲間と話し合い、一日の生活をどの様につくっていくのか考え、見通しを持って行動できる様に進めていきます。一学期の中で仲間と取り組んできたことや力を合わせて頑張ったことを振り返り、自分の良さや仲間の良さを知り、お互いに成長を感じられるよう、つながりを深めていきます。
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