「幼稚園って楽しい!大好き!」同年令の友だち、異年令の園全体の中での生活の動き、流れ、リズムが少しずつわかり、放送や担任の先生の話を聞き、行動がとれるように落ち着いてきました。笑顔も見られ、挨拶もしっかり目を見てしています。楽しく過ごす中にも物の取り合い、貸し借りの自己主張も目立ち小さなトラブルも増えてきますが、集団生活での社会性やルール、人との関わり方を体験しながらうれしいこと、悲しいこと、我慢すること、自分の思いを話していくことを学んでいきます。親子レクリエーションでは、家族と友だちと体を思い切り動かし、全体のふれあいの場として大切にし、集団で行うことの心地よさを知っていきます。ひまわりフェスティバルでは、年長組がリーダーになり園全体のお店屋さんごっこを展開し、おもちゃづくり、劇場ごっこ、食べ物屋さん、つくる、あそぶなど子どもたちが知恵を絞り考え出し、言葉のやりとりも成立させ、“一人ひとりが主役”となって役割を分担し、ひまわりのおまつりを充分に盛り上げ、年中・年少・さくらんぼ(満3歳児)では、親子でお客様になり、お買い物を自分で選び楽しんでいきます。後半は各年令別のねらいを持ち、“水に触れ、慣れ親しみ遊ぶ”子どもの大好きなプールでの水遊びと楽しいことがいっぱい続きます。子どもたちは一つひとつの活動を通して少しずつ変化していきますので、小さな気づきを見逃さないように見ていきたいものです。
満3歳児では、生活習慣一つひとつを先生と一緒にやりながらも少しずつ自分からやってみる機会を設け、園庭の遊具にも触れたり、伸び伸びと体を動かし、他学年の子どもたちとも関わりをもち、雨の日には室内ならではの遊びも展開していきます。
年少組では、生活習慣も一つひとつ確認しながら“自分でやる”方向に進めていきます。好きな遊びを先生や友だちと一緒に楽しむ姿も見られます。裸足になってどろんこ遊び、砂場や遊具遊び、遊具や追いかけ遊びを通して、心を充分に開放させていきます。
年中組では、新入・進級の子どもたちと先生との遊びも楽しく、共通の会話も弾み、自分の気持ちも伝えられるようになり、動きも大きくなってきます。当番の仕事もやれることの喜びをもち、自分が当番の日は目標を持って楽しみに登園してくるのです。
年長組では、廃材を利用してどんな物ができるのか、つくる楽しさを考え、経験し、自分に任される喜びと仕事の役割や分担など、ともに仲間とつくりあげ、自信となっていきます。昨年度の終わりに植えたじゃがいもの収穫、赤かぶの収穫、観察画を描いたり、調理活動を経験し、サラダ、おにぎりづくりと五感をしっかりと使い宿泊保育へとつなげていきます。
全学年とも、進級・新入、先生、クラス、くつばこ、ロッカー等、生活習慣をベースにさらに丁寧に一人ひとりを見、援助し、生活づくりの基礎・土台となる当番活動を充実させ、幼稚園ってなんでもやれる、やっていける、楽しいところと思えるように進めていきます。
○●○ 引き続きご協力をお願いいたします ○●○
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