新緑がまぶしく、過ごしやすい季節です。進級、新入した子どもたちも、幼稚園での生活やクラスの先生にもすこしずつ慣れてきて、遊びも見つけられるようになり、友達がいることがうれしいと感じ始めながらも、まだまだ気持ちも不安定で、精一杯頑張ってきた1ヶ月。疲れも重なって、泣いたり登園をいやがったり、体調を崩す姿も見られます。子どもたちの一人一人違う心の動きをしっかりと受け止め、信頼関係をつくっていきます。
年少組では、先生やクラスもわかり、自分の好きな居場所も見つけられ、生活習慣、食事、着脱、排泄などを先生と一緒にやりながら、戸外へも出て、追いかけ遊びや遊具に触れ、心を開放させ、体をいっぱい動かして“幼稚園大好き”になるようたくさん遊んでいきます。
年中組では、新しいお友だちを迎えて新たな気持ちで生活習慣や一日の生活の流れを確認しながら、当番活動を通して自分のことや友だちのことを考えて仕事をしていき、期待を膨らませていきます。遊具や園庭でも思いっきり体を動かし、遊ぶことの楽しさを知っていきます。
年長組では、小さい組が入園してきたことで、手をつないでお世話したり優しい言葉をかけたりする姿が多く見られ、年長としての大きな自覚や意識が芽生えてきています。自分たちで園生活を作っていくということがわかり、友だちやクラスの中で自分の思いを伝え、話し合いを通して物事を決めていくことを知っていきます。初めての大型共同作業である、布の絞り染めのこいのぼりを完成させ、園庭のポールに空高く泳がせ“凄い”“泳いでる”と本物を見て完成をあげて喜んでいきます。当番の仕事も役割分担して進め、誕生日会の会づくりではどの子も司会を担当し進めていきます。母の日のプレゼントも作り上げ、畑の作業では芋苗や夏野菜を自分たちの手で植え、育てていきます。体を思う存分動かし、遊具目標なども一人一人が持ち、いろいろな分野で中心になっていきます。後半では廃材を利用してのおもちゃづくり、ひまわりフェスティバルに向けての活動も重なりながら、目標を持ち生活していきます。
全学年共、春の陽光を受けながら、少、中、長、異年齢の交流クラスでお散歩に行き、地域社会でのマナーや交通ルールを知り、短い距離から徐々に延ばし元気に歩き、目標の中で体を動かし、心も開放させ、友だちといることの楽しさを感じていきます。
○●○ 引き続きご協力をお願いいたします ○●○
〈バックナンバー〉
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