運動会を終えて、子どもたちは自分達でやれたことを喜び合い、クラスの仲間としての意識を持ち、ひとつにまとまることの素晴らしさを感じてきています。チーム交流でさらに仲間意識を広げ、異年齢集団の中ではたくましさや思いやり・優しさも見られ、園全体も落ち着き、充実した活動へとつなげていく時期です。
さくらんぼ組(満3才児クラス)では、身の回りのことを先生と一緒にやりながら基本的な生活習慣を見守り、好きな遊びを見つけて先生と一緒に遊び、信頼関係を大切に築いていきます。
年少組では、友達と一緒に遊び、楽しみに待っている当番活動を通してクラスの友達に目が向けられるようにしていきます。自分の思ったことや感じたことを言葉にして伝えていかれるようにしていきます。
年中組では、積極的に体を動かし、友達と楽しく遊ぶようになっていきます。友達と力を合わせて当番活動の仕事をこなし、グループの友達と分担していくことを知っていきます。絵本のおはなしがわかり、登場人物になりきって、言葉のやりとりや動きを楽しみながらペープサートや集団劇を楽しんでいきます。
年長組では、運動会でひとりひとりが活躍し、大きな自信をつけました。さらに仲間の中で、自分の思いを伝え合い、仲間と考え、1日の生活の見通しを持ち、クラスがまとまっていきます。指人形をつくり、仲間と表現することを楽しんだり、絵本のストーリーを共通理解してひとりひとりが役割を持ち、主人公になりきって、自信をもって演じていきます。物語の世界を楽しみながら仲間の良さをさらに発見し、意識が高まっていきます。畑で育てているさつまいもや野菜を収穫し、調理活動をすすめ、ふれあい会や小さい組とも交流しながら。秋の味覚を味わっていきます。
年長組は学校めぐりにも出かけます。仲間と行く小学校の雰囲気を知り、親しみをもち、就学への期待を膨らませてゆきます。
全学年とも、秋の自然に五感で触れ、しっかり歩きながら、知識を広げ、感性を豊かにし、たっぷりと遊んでいきます。園外保育で集めた自然物を使っての楽しい造形活動や、創意工夫をこらしての作品づくりもしてまいります。加えて、運動会でいただいたキャンディーボールや縄跳び、ドッチボールをそれぞれ使い、たくさん体を動かしながら基本的な遊びを知り、身も心も弾ませ楽しんでゆきます。
○●○ 引き続きご協力をお願いいたします ○●○
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