秋を迎えると何と言っても運動会が控えています。運動会の意義を考え意識を持ち、そして少しずつがんばるぞの気持を高め自分の力を信じて懸命の練習を重ねる毎日となります。子ども同士励まし合いがんばって運動会の当日を迎えることとなります。子どもながら繰り返しの練習で苦手とする部分をクリアしたり、得意の分野をより確実なものにしようと各々が一生懸命でした。運動会当日の天気予報は雨。心配を抱えての当日となりましたが、何と雨は降っていませんでした。みんなの気持が空に届いてうれしい運動会となりました。

みんなみんな元気にがんばって笑顔いっぱいの運動会となりましたが、残念ながら昼食時に雨となり移動となって大変だったと思います。閉会式もお顔の見えない放送機器を使っての式となってしまいましたが、種目の全部を終えることができ、子ども達も力を十分発揮してがんばることができました。皆々様の御協力に心から御礼を申しあげます。今、一段とたくましく自信を覗かせながら運動会の余韻を楽しんでいる子ども達の一人ひとりに、大きな拍手を送りたいと思います。

　さて、来年度に向けての園児募集の時を迎えました。大勢の皆様の問い合わせや見学に来園くださる方が非常に多くなっております。先日は子ども達の体力がかなり弱くなっているとの発表がありました。ひまわりの子は決してその様なことは無いなと自負しています。思いっきり活動のできるより大きく豊かな環境を子ども達に与えてあげたいですね。

　少しずつ秋も深まり木の葉も色付きつつあります。季節の変わり目、どうぞご自愛くださいますよう。充実の日々を精一杯過ごしていきたいと思います。

　雨天で危ぶまれていた今年の運動会は、グランドコンディションはいまいちの状態でありましたが、園児をはじめ保護者の皆様や多くの皆様のご支援の基で、盛会のうちに終了することができました。また、早朝よりお手伝いいただきました皆様には心より感謝を申し上げます。みんなで取り組んだ運動会は如何でしたか、満３才・年少組・年中組そして年長組と一生懸命に取り組んでいる中にもそれぞれ心身の発達の違いがお分かりいただけたことと存じます。日頃より発達段階に対応したひまわりの教育を実践している現われであり、それぞれが年上のクラスを肌に感じて、向上を目指しています。これは今失われつつあると言われている意欲の現われであると言えます。ぜひ、大切に育てたいことのひとつです。

　さて、平成１８年度の新入園児募集が始まりました。案内や願書の配布が始まり保護者の皆様には選択の基準をそれぞれのお立場で決定されて申し込まれるものと思いますが、子どもにとって一生に一度の大切な選択です。教育の目標や人との関わりそして安全安心の教師スタッフと施設環境をまず基準に、お子様のためを考慮してお決めください。ひまわりでは、建学の精神の基に保護者様のニーズも踏まえた対応をして成果を挙げております。ぜひ、ひまわりをご推薦くださいますようよろしくお願いいたします。

秋の深まりを感じる今日この頃、体調を崩さないよう、ご自愛ください。

　鬼ごっこ、縄とび、かくれんぼ…。昔の子ども達は友達と一緒に日が暮れるまで遊びまわっていた。と、母がよく言っていました。しかし、今の子ども達から話を聞くと、テレビやゲーム、習い事など忙しい生活に追われ、遊びこんだり、何かに夢中になったりケンカしたりする時間も少なくなってきていると思います。けれども、将来どんな仕事に就くにせよ、どんな人生を歩んでいくにせよ人と関わらないで生きていくことはできません。

　人間関係というのは、勉強をしたり本の中で身につくものではなく人と人との関わりの中でしか学べないと思います。子ども同士だと最初のうちはケンカをしたり手を出してしまったり、上手く遊べないことも多いでしょう。しかし、その中で子ども達は自然と自分達でルールを作ったり、自分の要求を通したり譲ったりして、悔しさや思いやりなどを学んでいくのだと思います。大人が口先だけで「仲良くしようね」と言うより子どもは子どもから学んでいくのです。

　私は日々子どもと関わる中で、大人になってしまうと忘れがちな子どもの素直な気持ちに出会うことがあります。ありがとうの気持ち、ごめんねの気持ち。それから、やさしい気持ち。私が逆に子ども達から学ぶことの方が多いです。子ども達には、たくさんの人と関わってたくさんの事を吸収して育って欲しいと思います。